オオバヤドリギ(大葉寄生木)

 ヤドリギ科オオバヤドリギ属 
 つる性常緑低木

 葉は対生し、3〜5cmの卵形。革質で
 葉裏は褐色の星状毛で覆われる。
 9〜12月に開花。花は筒状で赤褐色。
 萼筒の先は4裂して反り返る。緑色の
 花冠の内側に紅色の雄しべがある。
 果実は広楕円形で褐色の毛があり、
 3〜4月に赤く熟する。

 本州(関東地方以南)、四国、九州、
 沖縄に生える。

 写真は大村市玖島の競艇場周辺で。
 1月下旬。

 サクラの木にヤドリギ(左)とオオバヤド
 リギ(右)が寄生していた。
 一見するとマルバグミに似るが、葉が
 対生なので区別できる。グミの葉は互生。

 周辺のサクラ数本にもオオバヤドリギが
 寄生していたが、 タイサンボクに寄生した
 オオバヤドリギもあった。


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