ヤドリギ(寄生木)

 ヤドリギ科ヤドリギ属 常緑小低木 雌雄異株

 50cmほどでこんもりと丸くなる。枝は先が2〜3個に
 分岐する。葉は対生し、3〜6cmの倒披針形で厚い革質。
 葉柄はない。
 2〜3月、枝先の葉の間に黄色の小さな花を咲かす。
 花には柄や花弁はなく、萼が4裂する。雌雄異株で、
 雄しべに花糸はなく、葯は萼片に付き黄色い花粉をだす。
 果実は6mmほどの球形で、11〜12月に淡黄色に
 熟する。種子は1個で、果肉はネバネバして糸を引き、
 枝に着生する。

 エノキ・ケヤキ・サクラ・ブナ・ミズナラ・クリなどに寄生。
 寄生根から養分をとる。日本全土に生える。

 写真は諫早総合運動公園内の ポプラに寄生したヤドリギ。
 果実・花(雌花、雄花)は3月初旬。

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