ベニバナトチノキ(紅花橡の木)
トチノキ科トチノキ属 落葉高木
クリーム色の花を咲かすセイヨウトチノキ(マロニエ)と
アカバナトチノキ(北米原産)との雑種。
日本へは大正の末頃に渡来した。
葉は対生し掌状複葉で、小葉は5〜7個。倒卵状長楕円形
で、鈍い鋸歯がある。
5月頃、枝先に15〜20cmの円錐花序だし、雄花と両性
花をつける。花弁は4個で朱紅色。雄しべは7個で花弁
より突き出る。雌しべは1個。雄花では雌しべは退化する。
写真は長崎市・平和会館前で。9本植栽されてある。
撮影は5月中旬。
トチノキ