トチノキ(橡の木)

 トチノキ科トチノキ属 落葉高木

 樹皮は灰褐色で、老木になると割れ目ができる。葉は大形
 の掌状複葉で対生する。小葉は5〜7個あり、15〜40cm
 の倒卵状長楕円形で、鈍い鋸歯がある。5月頃、枝先に
 円錐花序だし、雄花と両性花をつける。花弁は4個で白色。
 朔果は4cmほどの倒円錐形で、種子は赤褐色。
 橡餅など食用になる。

 日本全土に生える。

 ヨーロッパに多いセイヨウトチノキ(マロニエ)は、葉が
 小ぶりで、朔果に刺がある。マロニエとはマロン(栗)に
 似た実をつけることに由来。

 諫早総合運動公園・教材園のトチノキ。果実は9月。

  ※ハウステンボスにはトチノキの街路樹がある。


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