自然休養林

 自然休養林とは、国民の休養・レクレーションのため、施設などを整備した国有林を言う。
 郡岳(こうりだけ)を中心とした山麓は、スギ・ヒノキの人工林と、クロマツの混交林、
 広葉樹の天然林が広がる。ゴルフ場に接した場所に遊歩道がある。

  気持ちのよい遊歩道を歩くと、シイ、アカガシ、ヤマビワ、リョウブ、クマノミズキ、etc、
 の中、トキワガキの高木もある。ツクバネガシの他、オオツクバネガシが多く見られた。
 下右写真の上がツクバネガシ、下がオオツクバネガシ。

 残念ながら施設の老朽化のため、この休養林は平成18年4月に廃止が決定された。
 国の財政緊縮策がこんな所にも反映している。
 長崎では西彼杵半島の一部だけが自然休養林となる。


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