マテバシイ
ブナ科マテバシイ属 常緑高木 樹皮は暗褐青灰色でなめらか。葉は互生し、5〜20cm の倒卵状楕円形で全縁。厚い革質で裏面は灰緑褐色。 6月頃開花。雌化序は5〜8cm。 果実(ドングリ)は長楕円形で、殻斗は皿状で総苞片が 瓦状に並ぶ。翌年の秋に成熟する。 ドングリは食べられる。 紀伊半島以西、四国、九州に生える。 マテバシイはシイと呼ばれれているが、 葉が螺旋状につく、殻斗が堅果を完全に包まないなど、 スタジイ、ツブラジイなどのシイノキ属とは別属とされる。 葉芽・若葉は4月。花は5月と6月。 ドングリは8月。熟したドングリは1月。 長崎にはマテバシイの街路樹も多い。 最下部写真は大村市にあるマテバシイの街路樹。 |