大村市寿古町のコーヒー園(スコーコーヒーパーク)

   国道34号線沿いのカフェレストラン・スコーズの裏隣にある。園長の中島さんは昭和49年
   よりコーヒー栽培を始めた。今では300坪の温室に200本の コーヒーの木があり、コーヒー
   園としては日本最古で最大と云う。最近では観光バスのコースに入るほど評判のコーヒー園。
   見学は無料。花は2〜3日で散り、4〜10月まで咲くが、6月頃が見頃と言う。

 温室内にはパパイヤ、マンゴー、バナナ、
 ドラゴンフルーツなどもある。

 アセロナドリンクで知られるアセロナの花も
 咲いていた。
 ← キントラノオ科ヒイラギトラノオ属
    ビタミンCが豊富らしい。


  コーヒー園を出て、隣のカフェで休憩。
  せっかくなので、一杯千円という”スコーコーヒー”を
  注文したら、寿古専属窯「有田焼古伊万里」のカップ
  で運ばれてきた! 特注のカップと言う。
  飲もうとしたら、若いウェイトレスが、やや緊張ぎみに
  日本のコーヒーの歴史を一気に解説してくれた。

  寛栄18年(1641)、オランダ人が出島に南蛮茶を
  持ち込んだのが、日本のコーヒーの始まり。
  コーヒーカップには、南蛮茶を広めたシーボルトや
  南蛮茶を好んだ第八十三代長崎奉行・遠山左衛門尉
  (遠山金四郎の父親)や遊女の絵が描かれてある。

  癖がなく、ストレートで飲める美味いコーヒーだった。

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